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メレリエ スクール オブ ヨガ
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ヨガビジネス

 ~「異なり」~

 

ヨガビジネスって何だろう…。
 
 
年の初めとして「職業としてのヨガ指導者」と銘打って話を進めたいと思います。
まず大切なのは、我々が現在日本で行われているヨガなるものが何なのかを知る必要がある事です。私が見るかぎりヨガのインストラクターの中には、ここで道を踏み外している人も多いように思います。ヨガインストラクターになると言う人達が何を大切に学ばなければならないかを説明するために書きたいと思います。
 
世界の国々には様々な歴史がありその上に成り立つ文化が存在します。その文化の価値観は埋める事が出来ない絶対的な「異なり」が有ります。日本は西欧に追い着けと追い越せと産業だけではなく文化も輸入しました。しかし宗教に関しては影響を受けていません。「異なり」を精査していた。と言う事です。日本に於いての現在行われているヨガも欧米(主にアメリカ)から入ってきたものです。(世界で一番知名度の高いヨガ資格の発行元はインドでは無く国際資格としてアメリカが発行と言えば解りやすい)日本の素晴らしいところは受け取った技術を更に精密に進化させる能力です。その能力で今日の平和が有り、今では産業の世界では技術を輸出する屈指の国になったのです。ヨガに至っても同様で運動科学的に整合性を持ってアメリカから入り日本でも根づきましたが、誇らしいことに現在日本ではさらに運動科学的に精密度を上げているのです。複雑ですがインドのクリシュナ・マチャリア導師が西洋の身体運動(体操)を基に作ったのが現代のハタヨガですが、厳密に述べると現在、主に日本のヨガスタジオで行われているものは、それとはまた似て違う「異なり」のオリジナルです。伝統的ヨガの修行を求めるなら、全く異なる選択肢になるでしょう。(この件は改めて掲載致します)
 
つまり、ヨガインストラクター=導師(グル)では有りません。
ヒンドゥー教の導師(グル)は教典の教えを永遠に近い修行を実践して達観した人の事です。ヨギー・ヨギーニではありません。 
 
だから一旦、日本のヨガインストラクターが指導するヨガは「異なり」と考えると解りやすくないですか。そうすると矛盾は解決します。すでにオーストラリアやアメリカから入ってきたものや日本で開発されたヨガが融合して一人歩きを始めているではありませんか。
 
お気づき(もしくは当たり前だろうの声)の方もおられるでしょうが、伝統のヨガとビジネスではそもそも本質が違います。そしてビジネスにはビジネスのプライドが有ります。どんなビジネスでもよりいいものに進化をさせ社会に貢献すると言う事は変わりません。だから、ヨガ資格で社会に貢献できる専門性は機能解剖学や生理学・運動科学という分野になり、それは結果的に多様な特化した効果(心も含む)を提供することなのです。
誤解しないでください。決してヨガの哲学を学ぶなと言っているのではありません。それは自由だからです。まず優先すべき点を述べさせて頂いただけです、
この先ヨガビジネスが発展出来るように、そしてヨガインストラクターが生きて行く為に。
 
一社会人として自分らしく生きる。そうすれば頑張っただけ結果を残せるし自由なライフスタイルも選択できる。
ヨガビジネスが成り立っているのは、自由で多様化を遂げているからなのです。それは今なお分野を超えて広がっています。それにファッション業界やヨガマットを含むプロップスの販売業それに付随する製造業なども品質の向上の競合化を活発化させています。これが社会の繋がりで営みと考えます。
そしてヨガビジネスの最前線にいるのがヨガのインストラクター達なのです。
 
ヨガを必要とする人達に役立つ仕事。誇りを持つべき仕事。それで充分では無いでしょうか。
 
これは、ヨガを修行法としている宗教の人達の批判をしている訳では有りません。多様な文化が存在し共存を願うからです。誤解の無いように一言そえておきます。
 
 

2019年1月Ⅰ日元旦

 
ヨガインストラクター
の言葉が通じない? 

~アスリートのサポートチームで起きていること~ 

 
メレリエ出身のインストラクターは、ヨガだけでなく他分野にも活動の場を広げています。
なぜ、そんなことが可能なのか。今回はその理由について説明します。
 
トレーナーやインストラクターは必ず、人を指導するための知識や技術をもっています。例えば、パーソナルトレーナーであればクライアントのパフォーマンスを引き出すプログラムを組むことができ、それをもとに指導します。ダイビングのインストラクターはクライアントの安全を担保しながら、ダイビングの指導を行います。
 
では、ヨガインストラクターが生徒を指導するためには何が必要でしょうか? アーサナ(ポーズ)の指導を例にとって考えてみます。
ヨガインストラクター養成講座では、骨格標本を使って骨格のニュートラルな位置や「整合性(アライメント)」を学びますが、それはあくまで基本。生身の人間はそれぞれ骨格も違えば、筋肉のつき方も違いますから、基本的な知識を軸に応用する技術が大切です。
 
また、養成講座では頭頂、首、脊柱、肩甲骨、骨盤、股関節、脚、関節の細かい部分などのバランスを整えて、その人に合った自然な位置にするという練習をします。その目的は主に「身体を守る」こと。
例えば、スポーツの世界では競技によって身体に左右差が出ることがありますし、職業や日頃のクセなどのせいで、身体のバランスが偏っている人もいます。そうした人は身体のバランスを整えておかないと、筋肉をつけてパフォーマンスが向上しても、身体のバランスが崩れ、結局はパフォーマンスが下がってしまうのです。また、とくに伸張反射(解りやすく言えば反動するバネの様な)を使うスポーツに多いのですが、筋肉が関節や靭帯・腱の耐久力を超えるような働きをするようになると、大ケガなどにつながりかねません。そのような事態が起きることを未然に防ぎ、改善できるのがヨガインストラクターです。
 
メディカルフィットネスの分野でも、理学療法士や作業療法士と協働して、ヨガインストラクターが心身ともにリセットする役割を担ってリハビリをサポートするケースがあります。ヨガインストラクターの活躍の幅はどんどん広がっているのです。
 
しかし、ヨガインストラクターと協働する他分野のエキスパートからは残念ながら「ヨガの先生とは話が通じない」という声が多く聞こえてきます。それは、インストラクターが機能解剖学や生理学の知識と言語を使わないからです。でも、インストラクター資格を取得した時点では、そうした知識は必ずもっているはず。せっかく学んだことをなぜ忘れてしまうのでしょう。
 
その理由を分析してみました。
第一に、一般的なヨガクラスでは、わかりやすく指導するために解剖学用語を使わないから。第二に、経験にともなってシークエンスのバリエーションが増え、解剖学用語を使わなくても指導できるようになるから。第三はヨガの世界にだけに存在する言語だけで語る。
従って、年数が増すにつれて次第に知識を失っていくということでアセスメント力にも影響を及ぼしてしまう。それが高じれば、ベテランの方が新人より知識がないというケースも出てきます。
 
ベテランのインストラクターのみなさんは、経験値が有るので再度学び直す事は高いハードルではないはずです。知識と解剖学用語を取り戻しましょう。目から鱗みたいなのところも出てくるでしょう。
新人の方はせっかく身につけた知識を活用し、これからも学び続けてください。
それができれば、他ジャンルのインストラクターたちとコミュニケーションが取れますし、結果を残せば、各分野のエキスパート達が認めてくれるはずです。そして互いを信頼し、知識や技術を高め合える関係が構築されれば、ヨガインストラクターのニーズはさらに多様になるでしょう。
 
【プライドは努力で創られる】ベテランも新人も今が大事、頑張りましょう。
 

2018年12月25日